おっはよー☆ 今朝も元気なデルぽんでーす☆

連日皮膚科は大盛況です☆


さてさて。
みんな、『標榜科(ひょうぼうか)』って知ってるかな?

病院の看板に書いてある、『○○科、○○科』という科目のことを、標榜科と言うよ。 


今日はそんな標榜科に隠されたヒミツについての4コマです。
どうぞ~~↓ 

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みんなのかかりつけ皮膚科はどんな皮膚科かなー?

○○皮膚科っていう開業クリニックかな?

それとも、『○○科、皮膚科』って 皮膚科が最後にくっついていたりしないかな?


じつは、開業をするとき何科を標榜するかっていうのは開業する先生が自由に決められるよ☆
(数も制限が、ないよ☆)

ぶっちゃけデルぽんが『皮膚科、内科、小児科』とかを標榜して開業することもできちゃう。 
(診れないから、やらないけど!)


それでね、何人かの先生がやっている医院や、総合病院ならいざ知らず。
だいたい一人の先生がやっている『○○科、皮膚科』というのは、皮膚科の専門でない先生が皮膚を診ていることが多い。


なんでそんなことをするのかというと。

皮膚科は患者さんがとっても多い。
そして、ステロイドの軟膏がよく効くので、標榜をしたがる先生が多い。

まったく皮膚科の経験のない先生が、皮膚科を標榜するために数か月皮膚科に研修に来たり。
そういうことは、よくある話。

正直なところ、数か月だと『全て』をカバーできるまでにはならないよ。


だから行っちゃダメ!!と言っている訳ではなくって。
知っておいたほうがいいですよ、というお話。



まあぶっちゃけ多くの湿疹とかは、ステロイドぬれば良くなっちゃうことが多い。
でもときどきそういう『皮膚科じゃない皮膚科』で出されたステロイドで、ダニだらけカビだらけになってやってくる患者さんは、実はけっこう、いる。

「おかしいな?」と思ったら、お早めに『皮膚科』へ!!

というお話でした。



森戸やすみ先生の新連載第一回の記事にとっても詳しく標榜科の話がありますので、ぜひぜひみなさん参考にされてください!!↓↓

小児科医ママの子供のケアきほんのき連載 第1回 『かかりつけ医を持とう 』 (メタモル出版)

一歳未満の乳児は小児科専門医にかかりつけましょう、というお話です。
お子さんをお持ちのお母様・お父様方は、ぜひお読みくださいませ☆




皮膚科も皮膚科専門医であれば、
とりあえず最低5年は皮膚科をやってるという証になりますので、
ある程度の目安にはなるかと思います☆ ある程度は。

皮膚科専門医マップ(日本皮膚科学会)
 

デルぽんの近くの泌尿器・皮膚科クリニックからは、毎週沢山の患者さんが流れてくるよ…
そのたび心で「ああっ…」っておもってます。でもときどき、バレてます(患者さんに)
デルぽん言わないけどバレてる。


今日はとってもまじめなデルぽんでした~~~!!
でわね~~ばいちゃ☆



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